百合ラブコメきらら漫画『観音寺睡蓮の苦悩』をとことんレビュー!無料試し読み情報、百合度、感想などをまとめてみた!

まんがタイムきららフォワードで連載中の百合ラブコメ『観音寺睡蓮の苦悩』ですが、いったいどのような作品なのでしょうか?なるべくネタバレをしないように紹介していきたいと思います!

概要・あらすじ

画像準備中

ジャンル恋愛
メディア漫画
作者カエルDX
出版社芳文社
掲載場所まんがタイムきららフォワード
連載/完結連載中
開始日2020/04
百合度★★★★★★:ガールズラブ
備考
一言ポイント百合好きお嬢様による百合鑑賞ラブコメディ
『観音寺睡蓮の苦悩』は以下のような方におすすめです。
・百合ラブコメが好きな人
・表ではクール、だけど裏は・・・というギャップのあるキャラが好きな人
・ケンカップルが好きな人

あらすじ

才色兼備・文部両道な完璧お嬢様JKの観音寺睡蓮には秘密があった。実は病的なまでの百合好きで、とくに睡蓮になついている後輩の椿紫陽花の2人の百合的な関係性を見て(心の中で)日々興奮しているのであった。2人の姉的な存在の牡丹や、生徒会長の四葉などにときどき邪魔されながらも、睡蓮はまわりに悟られないように二人の関係を密かに楽しむ苦悩の日々を過ごす。

作品レビュー

『観音寺睡蓮の苦悩』の主な見どころは、やっぱり主人公の睡蓮のキャラといえるでしょう。表では百合オタクであることを隠しながらクールにふるまう一方(最近では表の顔もはっちゃけてきていますがw)、裏ではかなりのはっちゃけぶりを見せています。椿と紫陽花のイチャイチャを見ては尊さに悶絶したり、四葉からの攻撃などふたりの関係を壊しかねないことにはものすごく落ち込んだりと、裏の表情の豊かさが睡蓮の一番の魅力と言えます。

睡蓮に限らず、この作品は表情の表現がとても秀逸で、きらららしいかわいさと、コメディに必要な面白さを兼ねそろえています。以下が一例です。


一巻より

出典:『観音寺睡蓮の苦悩』一巻

左はある百合モーメントを目撃して感極まっちゃった睡蓮、右は紫陽花を出し抜いて悦に入る椿ですが、こういった表現がとてもかわいらしくて好きですね。

魅力的なキャラは睡蓮だけではありません。まだ一巻しか出ていない始まったばかりの作品ですが、椿と紫陽花はもちろんのこと、二巻相当分で初めて現れる四葉は睡蓮の明確なライバル(百合観察者としてではないですが…)として描かれ、作品の起伏を付けるのに大きな役割を果たしています。四葉が関わってくるエピソードは二巻相当分でも随一の面白さなので、ぜひ読んでほしいです。

百合度レビュー

『観音寺睡蓮の苦悩』は、きらら関係誌の広告を含め、明確に百合作品であるとされています。なによりすでに紹介した通り、筋金入りの百合オタクである睡蓮が百合を楽しむ、という作品ですから、百合度は非常に高いといっていいでしょう。以上を踏まえて、百合度判定は★★★★★★:ガールズラブとしました。

百合的に期待できるカップルを述べておきます。

  • 椿・紫陽花
    • 睡蓮が「私のベストカップル」と述べる、この作品の中心的な位置を占めるペアです。睡蓮は「あじつば」カプと呼んでいるようですね。小さいころからの幼馴染で家が向かい、毎朝一緒に登校している、などといった百合的ポイントを押さえています。作品ではそこまで強調されていませんが、窓からお互いの部屋が見える、というのは個人的に百合ポイントが高いです。常に喧嘩をしているケンカップルとしての側面が強く、ある出来事で喧嘩をして仲直りをする場面は一巻の見どころです。ただ、一話を見てわかる通り、また単行本のプロフィールによれば、2人とも睡蓮に惹かれており(睡蓮自身は気づいていない)、ほかならぬ睡蓮によってカップルが崩壊しつつある、という皮肉な状況になっています。このジレンマをどうやって解消するのか、あるいは最後までしないのか、というのはこれからの連載での注目ポイントです。
  • 鈴・蘭
    • 二巻相当部分で出てきた、二葉の部下の姉妹百合カップルです。睡蓮には「すずらん」カプと呼ばれているようです。まだ出てきたばかりなのでほぼ情報はありませんが、互いに思いやる良き姉妹で、睡蓮も気に入っているようです。この二人がどのような百合を見せてくれるのか、そして睡蓮がどう反応するか、というのがこれからの連載でのもう一つの注目ポイントと言えます。

『観音寺睡蓮の苦悩』の無料試し読み情報について!

『観音寺睡蓮の苦悩』は、芳文社の漫画配信サービス「COMIC FUZ」において一巻一話の無料試し読みが可能です。以上を読んで気になった、という人はぜひ読んでみてください。

COMIC FUZの『観音寺睡蓮の苦悩』のページはこちらです。

まとめ

まだまだ始まったばかりでこれからの人気上昇が期待できる『観音寺睡蓮の苦悩』。

当サイトは『観音寺睡蓮の苦悩』をこれからも応援していきたいと思います。

以上、『観音寺睡蓮の苦悩』の記事でした!

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